「Aro/Aceのキャラクターを創作に登場させる際のガイドラインのようなもの」に関する説明ツイートのまとめ
こちらは
・「Aro/Aceのキャラクターを創作に登場させる際のガイドラインのようなもの」は必要だと思うか
・ご自身がAro/Aceのキャラクターは登場する創作物において「モヤっとする、嫌だと感じる描写や表現」
についてアンケートを行った結果を説明したツイートのまとめとなります。
改めましてこちら(https://twitter.com/niji_koou/status/1393755227698831362?s=20)にたくさんのご回答、拡散のご協力いただき誠にありがとうございます🙇♂️
こちらの説明不足で混乱を招いてしまい、大変申し訳ございませんでした。
今回「Aro/Aceのキャラクターを創作に登場させる際のこのガイドラインのようなもの」の作成を考えるに至った経緯と、今回のフォームでのご意見を受けて、今後どのように動いていくかをこのツイートのツリーに繋げます。
まず作成を考えるに至った経緯ですが、1つ目は約1ヶ月ほど前にTwitterに「無性愛者と設定されたキャラクターがと登場する漫画」が投稿され、その内容について当事者間で問題視する声が多く上がり、「同じような作品が増え、これがAro/Aceだという風に広まったら怖い」という声もいくつかあり、
「それを防止するため出来る対策案は何か」と考えたこと。
そして2つ目は、今までもにじいろ学校ではクリエイターさんや出版社、メディアから「Aro/Aceに関する創作物の監修」を依頼されることが何度かありました。
その際に団体内の意見だけで「おそらくこのような表現を当事者は望まないと思う」や
「この内容は大丈夫ですか?」という質問にも団体内の見解だけで回答をしていることが多く(相手から希望があれば協力してくださる当事者を募集し、インタビューを行なった場合もありますが)、今後より多くの方の目につく場所でAro/Aceに関する作品が公開される可能性を考えると、
「Aro/Ace作品を監修する際の参考資料のようなものが必要である。」と考えたからです。
以上2つの経緯から今回の企画に至りました。
「Aro/Aceとはこうである」「こういう表現を禁止する」と決定つけるものではなく、「Aro/Aceの人物を創作に登場させる際に参考にしていただきたいこと一覧」の
ようなものを想定しておりましたが、こちらの説明不足・言葉足らずで様々な捉え方が出来る表現になってしまったこと、大変申し訳ございませんでした。
今回フォームにて多くの「ガイドラインのようなものを作った場合、想定される問題点」についてのご意見もいただきました。
まとめさせていただくと
・当てはまらないAro/Aceを排除してしまう
・触れてはいけない人たちと思われてしまう
・Aro/Aceの知名度を上げることが先
・表現の自由に反するのでは
・ガイドラインに反している作品、個人が悪になってしまう
・作品への攻撃材料として使われてしまう
といった内容です。
ご意見いただいた方、誠にありがとうございます。
こちらのご意見はどれもその通りですし、そのようなことがあっては絶対にいけないと思っております。
今回ご意見を受け出した結論としては「Aro/Aceに関する作品を監修する際の参考資料として作成はするが、外部には公開、共有はしない」になります。
団体としてAro/Aceの作品に関するコミュニティの意見は知っておきたいが、それを公開することにより、当てはまらない当事者を排除することになったり、攻撃材料になることを避けるため、このような結論に至りました。
また一つの表現にも当事者の中で様々な意見、価値観、多様性があると思いますので、
今回のアンケートでいただいた「嫌だと思う表現・ストーリー」をもとに再度アンケート作成させていただきます。現在作成中で、週末公開予定ですので、ぜひご回答に協力いただけたら嬉しいです。
結果は「にじいろ学校内・および監修依頼を受けることのあるAro/Ace活動家、団体」にのみ共有致します。
また「Aro/Aceの知名度を上げること」についてですが、こちらは別のところでAro/Aceに関する書籍の出版を目指す企画が動いておりますので、そちらも全力で進めて参ります。(にじいろ学校単独の企画ではないこと、まだ動き出したばかりなので本当実現できるかは不明な点、ご理解ください)
また5月中にネットメディアにてAro/Aceに関する記事が公開される予定ですので、そちらもぜひチェックしていただけたら嬉しいです。
この度はたくさんのご意見、ご協力いただき本当にありがとうございます。
今後ともにじいろ学校を応援、ご指導いただけたら幸いです。
そして今週末に公開予定の、アンケートにも回答の協力よろしくお願い致します。