にじいろ日誌

NPO法人『にじいろ学校』の活動報告ブログです!

3月4日Aセク・ノンセクオフ会 ノンセク・テーブルのレポート(第2部)

アセク・ノンセクオフ会、後半のノンセクテーブルで出た話をまとめたレポートです!

 

 

 

おススメの映画・本

・性別がない

風の谷のナウシカ⇒性的なものを感じない→そういう世界で生きてみたかった

・現実から離れるために欧米の恋愛映画を見る⇒日韓の映画だと自分に重ねて見てしまう

君に届け


⇒日本にはプラトニックラブの作品が多そう。欧米でもティーン向けなら似たものがあるかもしれない。
※恋愛映画がダメという方もいました。

 

 

困ってること

・人生の伴侶が欲しい⇒一緒にご飯を食べて、年老いていく人が欲しい。ノンセク限定はしない

・伴侶が欲しいけど、できないことをどう伝えたらいいのかわからない
 ⇒結局、難しいからもういいやってなりそう・・・

・ノンセクを説明するのが難しい

・できるものならしたい

 ⇒少しの接触で反応が出るけど、段々変わっていって欲しい・・・

・したいと思っていないAセクの男性っていないかな?

 ⇒彼氏、彼女、夫婦って枠があるから、理性で抑えられるんじゃないか?

 ⇒ゲイコミュニティにもいろんな人がいる。ノンセクに近い人もいる

・伴侶を得る方法が欲しい

 ⇒伴侶がいないのなら、グループホーム、シェアハウスでもいい

・家族が欲しいわけではなく、好きな人が欲しい

 ⇒付き合う前に言える相手が欲しい

・結婚する気がない

 ⇒親が元気なうちはいいけど・・・人が恋しい

・ノンセクの伴侶が欲しい

 ⇒ガマンさせたくないので、一般の人は難しい

 ⇒女性なら見つかりそう、ノンセクの女性がいい

 ⇒結婚しなきゃいけない社会じゃなくなったから、以外とノンセクの人見つけやすいんじゃない?

 ⇒ノンセクの伴侶じゃないけど、ゲイの伴侶がいい

  →子供が欲しい。自分を性的対象と見ないところがいい

・男性が積極的すぎる

 ⇒性的なことに積極的。自分勝手に解釈しすぎる(勘違いする)

・Aセクは表明しやすいけど、ノンセクは難しいと思った

 ⇒恋愛的ムードはわかるし、恋愛感情は抱くけど・・・誰々が好きというより人が好き

 ⇒ポリアモリーみたいなかんじかな?

 ⇒でも、付き合いたい人は一人だけ・・・ステキだと思う人はたくさんいるのに

・イチャイチャするのは手をつなぐまでにしたい⇒それすら、難しいという意見も・・・

・ロマンチックな、ムーディな空気を察することができない。

 ⇒男の人と二人きりになってもムーディにならない自信がある。

 ⇒手をつないだら、ちょっとわかるかもよ・・・

 ⇒他の人から見るとなってるらしい・・・買い物に「付き合って」いるだけだと思っていたのに。

 ⇒経験で学ぶしかない

 ⇒友達の証として手をつなぐ

・長いキスが苦手

・付き合っている人の部屋に一人で行ってはいけない

 ⇒複数人で行く。予防線になる。

 ⇒相手のセクシュアリティがハッキリしていないのなら行ってはダメ

 ⇒部屋で二人はダメ

・親友とハグできない、人と接触するのが苦手

 ⇒付き合う気がある人はいいけど、付き合う気が無いのにスキンシップするのはダメ

・男性にセクシーさは感じる

・相手がデミセクシャルだと、好きになられたら求められてしまうのでは?

 ⇒浮気はしないだろうけど、求められちゃう・・・

 ⇒デミセクだけどセックスしない人を探す

 ⇒デミセク、ノンセクにこだわるよりも、子供のためにするということが一致していればいい

・男性のノンセクってチャラく見られる

 ⇒軽い人と思われるのがすごくイヤ

 ⇒女性っぽさを持つのがイヤになってしまった

 ⇒ムリして男らしさを演出していた

 ⇒男好きと思われる→ボーイッシュじゃないので余計にそう言われる

 

 

思ったこと

・Xジェンダーでノンセクの人は多いと思う。

・ノンセクの同性愛者はいると思う。

性自認に関係するんじゃない?⇒自分が中性だと周りの人が友達のように感じられる

・子供を作ってセックスしなくなる夫婦は、デミセクが絡んだノンセクなのでは?

・ノンセクだと、それを相手に伝えない人が多いと思った⇒説明するのが難しい

・ノンセク男性だと、積極的に結婚しようとは思わないのでは?

 ⇒ノンセク男性は結婚になにを求めるんだろう?

・ノンセク男性は少ないと思う

 

 

 
中村 健(事務局)

1996年生まれ。
高校生のときにアセクシャル(恋愛対象、性的対象が存在しない)を自認する。
アセクシャル当事者と知り合いたいと思い、当団体の前身であるにじいろ小町に「自分、アセクシャルなんです」と名乗り、アセクシャルオフ会開催の話を持ち掛け、活動への参加を始める。
現在は通信制の大学に通いながら、NPO法人にじいろ学校の副代表理事を務める。
主に事務作業、集会の企画を担当している。
Copyright © 2017 にじいろ日誌 All rights reserved.